ふと思いついて、庭の片隅に、水を置いてみました。
そこは散歩の出入口、遊歩道と庭のちょうど境界。
この水が、行き交う人たちの喉を潤すこともあればと思い、
小さな「給水所」を開くことにしました。
水は、日高山脈の伏流水を水源とする村の水道水。
その日の朝にウォーターサーバーにつめています。
無人、無料です。気兼ねなくお使い下さい。
その場で飲んでも、マイボトルなどのリフィルもOK。
夕方に残った水は、庭の草花にあげます。
オープン:今日のような天気のいい日。朝から夕方まで。
場所:村の旧広尾線遊歩道のそば(中札内村コミュニティ広場沿い)。
散歩やサイクリングの途中、見つけてくれたらうれしいです。
人は、水がなければ生きてはいけない。
けれど、水だけでは生きていけない。
この給水所で補給できるのは、水だけではありません。
人が生きていく上で欠かせないものを、分かち合う場でありたいと考えます。
それは、知性や感性、探究心や遊び心といった、思索の糧となるものたち。
たとえば、道で見かけた花の色や、開いた本の一節、歩きながら浮かんだこと、ふと口ずさんだ歌。
水が流れて巡るように、そうした小さな気づきを分かち合うことで、世界はやわらかく潤っていく。
歩くことと座ることの間にある、小さな給水所。
「THE WALK AND CHAIR」
世界を共にあじわうという歓びと安心感。
すべてはすでに、ここにあります。
リアルの場を拠点に、オンラインでもその日のようすを発信していきます。
これから、少しずつ整えたり、変わったりするので、気が向いたらぜひ立ち話でもしていってください。
感想やご質問もコメントやDMなどで受け付けています。
余白を失いがちな時代に、ふと立ち止まって考えるきっかけになれたら、それだけで十分です。
2025年6月 open
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